エアコン清掃は必要?
最近エアコンの効きが悪い
電気代が以前より高い
エアコンの風が弱い
エアコン内部を覗いてみると
汚れがびっしり!
最近エアコンの効きが悪くなってきた、と感じたときには、エアコン内部の汚れを疑いましょう。見た目はキレイそうに見えても、内部を覗いてみると、びっくりするぐらい汚れていることがあります。
実は見た目では分からないですが、
エアコン内部では結露が発生しています!
エアコンからの結露が発生する理由は、温度差です。カビが発生するのは、適切な温度と湿度、そして栄養分があるからといわれています。エアコンの内部は熱交換器を始めとして、見た目にはあまりわからないものの、金属を使っている部分がたくさんあります。エアコンの内部では温度を冷やしたり暖めたりしていますが。部屋とは温度差がどうしても発生してしまいますね。その温度差によって結露ができてしまうのです。特に夏のエアコンには内部で結露が発生しやすいといわれています。温度の急激な変化がすべて原因となっていて、エアコンを動かしているときよりも止めたときに、風も止まって余計に結露ができてしまいます。結露が発生しているところに、夏の気温や冬場のエアコン使用による高温でカビになりやすいです。
結露ができてカビが発生して、そのカビが風と共に吹き出して体内に入ってくる、と思うと怖いですよね。
タバコのヤニ汚れと油汚れかも!
タバコを吸うご家庭では、タバコのヤニ汚れがエアコンに付着している可能性が高いです。エアコンのフィルターやファンには、吸い込んだタバコのヤニがこびりつきます。ヤニがつくと黄ばみの原因になるのですが、ほこりも一緒に巻き込んでしまうため、ベタベタとした汚れになり、カビを繁殖させてしまいます。また、煙のニオイを吸い込んでしまって、エアコンをつけるとタバコ臭が部屋全体に広がるという問題もあります。
触った瞬間にベタベタする場合は確実に汚れが付着しています。放置するとベタベタした部分には汚れが付着しやすくなりますし、さらにタバコのヤニがついて余計にベタベタがひどくなり、ほこりなどと絡み合って頑固な汚れになります。またエアコンから出る風の質が悪くなり、タバコニオイ風の中で生活しなければなりません。一度つくと黄ばみはなかなか落とせなくなるので、早めにクリーニングができるといいですね。
エフシージー総合研究所が実施したエアコンから吹き出されるカビでは以下の調査結果が報告されています。
<調査内容>
5年間掃除をしていないルームエアコンを運転した際の部屋に飛散するカビ菌の増加率と、エアコンクリーニング後のカビ菌の増加率調査の結果、5年間掃除をしていないエアコンを稼動させたところ部屋に飛散するカビ菌の浮遊数が3.67倍も増加し、エアコンの殺菌クリーニングをすることで改善されたことがわかります。
カビによる室内空気汚染は「シックハウス症候群」の原因とされており以下のような症状を引き起こす恐れがあります。
<シックハウス症候群の主な症状>
全身
皮膚の紅班、じんましん、めまい、はきけ、嘔吐、頭痛など
目 チカチカする、涙目
鼻 刺激間、乾燥、鼻水
口 唇の乾燥、せき
のど 乾燥